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洞窟観音

ちょっと外出中。自動更新(されている予定)。

 


群馬県高崎市にある、そこそこ有名な「白衣観音」の近くに、ややマイナーな観光スポット 「洞窟観音」があります。

…ある…のは昔から知っていたのですが…なんかビミョーに怪しげに思えて、今まで行ったことがなかったんです。

長年の時を経て、先日、ようやく行ってみる気になりました。
行ってみたら、けっこう面白かったという…。

[ 洞窟観音 ]

高崎市石原町。

入場料800円(冬季3月までは600円でした)で、洞窟観音の他、庭園など関連施設にも入れます。

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外観。右に見えるのが、入り口。

この洞窟観音というのは、呉服商であった山田徳蔵(山徳さん)によって、大正8年に着工され、その後50年の歳月をかけて作られた人口の洞窟で、中には数十体の観音像が祀られています。洞窟は、機械のない時代にすべて人力で掘ったものだそうです。

と聞くとなんだか、「やっちまった感」のある怪しいスポットみたいですが…

臆せず、 入場。

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御入口。

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中は岩肌むき出しではなく、地下要塞のような感じです。意外…。

通路を進むと、両側に次々と観音像が現れてきます。

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おお、けっこう精緻な彫刻です。美しい。

これはいわゆる「怪しいスポット」とは違いますね。本気を感じる。

序盤はこのように、個々の小部屋に単体の仏像が置かれているのですが、徐々に部屋の規模が大きくなって…

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このような広い場所まで。岩の上に複数の石仏が置かれています。

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スポットライトを当てた演出などもあったり。

洞窟内には三十三体の石仏観音が安置されているそうです(数えてはみなかったけど)。

これだけでも相当なものですが、山徳氏はさらなる大きな構想を持っていたようです。しかし、志半ばに亡くなってしまったとのこと。

洞窟の外にも、見所があります。

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庭のメンテナンスをしていたおじさんが「七重塔は珍しいだろう?」と自慢そうに語っていました。

[ 徳明園 ]

洞窟のそばに続く道から、やはり山徳氏によって造られた庭園を見られます。

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池のある美しい庭園。季節としては、秋の紅葉の頃が一番綺麗なんだそうです。

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酒を飲んで笑いあう、鬼と閻魔様。
山徳氏の世界観を表現しているという。(この話も庭師のおじさんから聞いた)

[ 山徳記念館 ]

山徳氏が親交のあった近代漫画家、北沢楽天の作品を所蔵していたことから、風刺漫画を中心にした漫画記念館となっています。

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歴代総理大臣の似顔絵。すげー似てる。現在の安倍首相まで描かれています。

のらくろ関連の展示も多かったのですが…

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あっ! 山根青鬼さんって、のらくろ作者の田河水泡さんの弟子だったんですか…今の今まで知りませんでした。

青鬼さんといえば…

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名探偵カゲマンですよねー。懐かしいなあ! 歳がバレるなあ…。

といった感じで、数十年来謎だったスポットが、明らかになりました。
群馬県人なら、一度は来ておくべき場所でしたね。

せっかくなので、今度は秋に来てみようか。

(2016.4.8)

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