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石川雲蝶

GWに、新潟へ行き、石川雲蝶の作品を見てきました。

石川雲蝶

江戸時代末期~明治初期に活躍した木彫りの名工で、石彫、絵画にも長け、新潟県各地に作品を残して「日本のミケランジェロ」とも呼ばれている。

実は、石川雲蝶なんて人のこと、最近まで知らなかったんdすけどね。
新幹線に置かれている小冊子(トランヴェール)で紹介されていたのを見て(正確にはカミサンが見つけた)、初めて知った次第。

GWは(どこも混んでいると思い)特に予定を立てていなかったのですが、突発的にこれを思い出して行ってみることにしました。

現地で実物を見てみたら、これがまあ想像以上に見事で、感動してしまいました。

代表的な作品は、新潟県魚沼市の二つのお寺にあります。

[ 永林寺 ]

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永林寺、入り口。なんか寺っぽくないなと思ったら、

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本堂は、修復中でした…。

本堂の外側に作品のひとつが。

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「蛇身鳥物語」という天井画…のレプリカ。本物は本堂内にある。

そう、堂内は撮影禁止なんですね…うーん、残念。
(海外の教会なんかだと、フラッシュ焚かなきゃ撮影OKが多いんだけどなあ)

拝観料300円。

ここでは、天女や孔雀、鳳凰などの彫刻や絵が見られます。

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↑天女はこんな感じ。ちょっと伝わらんか…。
雲蝶の作品は、ものすごく緻密でリアルです。特に木彫は、今まで自分が見た中で、最も素晴らしい物に感じました。

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しかし…このお寺、なんやかや色々やってるみたいです(ニコニコ宗、皆の宗って…)。
やり手住職って雰囲気が漂ってましたね(失礼)。

そもそも当時の和尚が雲蝶と「賭け」をして勝ったことで、ここの作品を手がけさせた…という逸話もあるようです。

[ 西福寺 ]

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入り口。

拝観料500円。

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開山堂。すごい覆屋。雪が多いからだろうか。
この中に作品がある…が、ここも中は撮影禁止なんですね…

こちらは、天井の巨大な彫刻「道元禅師猛虎調伏の図」がスゴイです。 (HP等でごらんください)

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開山堂外側の迦楼羅の彫刻。生きてるようなリアルさ。いちいち細工が細かい…。

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象に巻かれている童子(?)。ちょっとユーモラスな感じのものもあり。

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石川雲蝶像。2011年に建てられたものだそう。雲蝶が脚光を浴びたのは意外に最近なのかな?

雲蝶はこの二つの寺以外にも、この地の多くの寺に数々の作品を残しています。もともと江戸の彫物師だったが、「良い酒とノミを終生与える」という条件で越後に呼ばれ、終生を過ごしたのだそう。

一生食いっぱぐれない環境を与えられて、そこで自分の思う通り自由な仕事をできた(多分)というのは、クリエイターとしてはこの上ない幸せなんじゃないですかね。羨ましいです…。もちろん、それだけの才能あったればこそ、ですが。

(2016.5.18)

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