加曽利貝塚
少し前ですが、千葉県の加曽利貝塚へ行きました。
[ 加曽利貝塚 ]
千葉県千葉市。
加曽利貝塚公園入り口。
加曽利貝塚は、明治20年に学会に発表された縄文時代の貝塚で、
ここから出土した加曽利E式、B式土器は縄文土器編年の指標となっているそうです。
加曽利貝塚の名前は、なぜか子供の頃から知っていて、行ってみたいと思っていました。
(小学生の時、土器片を集めてたことがあって、貝塚にも興味があったんですね…。)
ちなみに、入場無料! (展示施設も含め)
地図の白いところは、貝塚層のあるところ。
おおまかに8の字型をしているようです。
入り口から入ると、左手は北貝塚、右手は南貝塚。
南から回ってみました。
南へ歩き出すと、そこは一面の草原。ほんとにここ、貝塚? って感じ。
そこにトンネルのような施設が現れました。
それが、南貝塚貝層断面観覧施設の入り口。
観覧施設内。ガラス張りで、貝塚の断面が見られます。
貝塚の貝層アップ。貝塚といえばアサリみたいな貝のイメージがありましたが、この貝塚で最も多い貝は、イボキサゴ(小型の巻貝)なんだそうです(上の写真で見える、小さなツブツブがそれ)。意外〜!
復元された縄文集落。このアングルで見ると、本当に縄文時代のようだ…。
竪穴式住居。実際の住居跡に復元されているもの…だと思う。
住居内。
加曽利貝塚マスコット、かそりーぬ。
加曽利の犬だから、かそりーぬ…ってことかな?
加曽利式土器をかぶっている。カワイイ。
加曽利貝塚博物館。
博物館では、加曽利式土器などが見られます。
いろいろな土偶(複製が多いが)も展示されてました。
北貝塚貝層断面観覧施設。
南施設より建物が古そうに見える?
こっちは、地面が露出してる展示。
北貝塚施設周辺の地面をよく見ると、貝殻が散乱している。(キサゴの殻もありますね)
これ、貝塚の貝が露出したものじゃないですか!?
縄文人が食べた貝ですよ…ちょっと感動。
ちなみに、公園内の貝殻は持ち出し禁止だそうです。
(禁止されてなければ、記念に持ち帰ってたかも…)
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…実は、千葉に来たメインの目的は、加曽利貝塚ではありませんでした…。
本当は、千葉港の工場クルーズに行くつもりだったのです。が…
当日、強風のため欠航になってました…。(事前にネットで調べれば分かったはずなのに…ウカツ)
それで他に何かないか探したところ、加曽利貝塚が近いことに気づいたのでした。
まあでも、貝塚は面白かったし、結果よかったかもしれない。怪我の功名。
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(おまけ)
[ 千葉ポートタワー ]
すげー、平面に見える…。(実際は、ひし形の建物)
展望階にも上がりました。
クルーズで見るはずだった工場…かな?
千葉市の市街地(駅前近辺)にも行きましたが、その大都会っぷりに圧倒されました…。
群馬はおろか、埼玉にもこんな大都会、無いんじゃないか?(個人的感想)
さすが、ウィリアム・ギブスンも愛するチバ・シティ。
(2017.7.5)
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