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東京移民

まだまだ慣れない東京通い。

ほぼ満員の通勤電車に乗りながら、ふと、地元を離れて埼玉に「移住」し、東京で働く自分は、日本で働く外国人と、境遇というか思考というか、似たようなものだなと思いました。

東京移民だな、と。

できれば、地元(群馬)を離れたくはなかったですよ。
しかし、地元で(望むような)仕事がなかったので、仕事のある地域に移住して来たわけです。

日本で働く外国の人も、本当なら、地元で働きたかったんじゃないかと想像します。
しかし、自国に望むような仕事がなかったのか、自国で働くより大きな富を求めて来たのか…。

似ている…。

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移民という言葉を検索したら
「異なる国家や異なる文化地域へ移り住む事象、また移住する・移住した人々 を指す。」(Wikipedia)だそうだ。

なので、広義では日本人大リーガーや、イタリアチームの日本人サッカー選手、ハリウッドでSFXに携わるような日本人なども「移民」ということになりますね。

ただし、
「通常、統計上の移民は、外国からの(外国への)移住者と同義だが、社会的問題としての「移民」には、文字どおり「民」すなわち特定の出身国から来る「大勢の人々」という意味合いが含まれている。」(Wikipedia)

ということなので、狭義では個人個人での移住は移民とは言わないようです。

しかし、考えてみると、地方大学や地方専門学校の卒業生の多くは、はなから東京(や首都圏)に就職することを前提にしていると思うので、ある意味「特定の出身地から来る大勢の人々」…つまり、かなり狭義の移民に似ているかもしれません。
(かつて、集団就職って制度もありましたね)

実は自分も、新卒では東京の会社に就職したのでした。
(なので、東京通勤・埼玉移住も初めてではなく、今更なんでこんなこと言ってんだって話なんですが…当時は何も感じてませんでしたね)

もしかすると、ネイティブ東京人は「他県から来て、オレたちの仕事奪うなよ」と思っているのかもしれない…。
いきなり東京都が「都民ファースト」を発揮して、「これ以上の他県からの移住を制限する」とかいいだしたら、全国大パニックですね。
(もっとも、東京住民の大半も、三代前くらいまで遡れば都外出身者じゃないかと思うけど…)

日本国内での移住では、言葉や文化の問題がほとんどないので、海外からの移住に比べればハードルが低いですね。

でも、「言葉や文化の問題が全くない」かと言うと、そんなことはありません。

私は、引越し(転校)の多い子供時代を過ごしてきましたが、群馬県内ですら、地方によって言葉や習慣の微妙な違いがあって、戸惑ったりします。
(まあ、だいたい一ヶ月も経てば馴染んじゃうものですけど)

実をいうと、むしろ東京への転校の時がいちばん気楽で過ごしやすかったです。
転校生がさほど珍しくないせいか、それほど異分子扱いされないのが良かったですね。

一方、群馬の田舎での転校の方が、やや排他的な感じが強かった印象です。
特に東京から群馬(の当時「村」だった地域)に転校した当初、それを感じました。
(「都会からきたもやしっ子」扱い。元々群馬県人だっちゅうに! …まあ、運動苦手だったのは確かだけど)

私はまだマシでしたが、私の数年前に関西から転校してきた子は、結構いじめられたらしいです。
(ちなみに、その子とは親友になりました)

「異邦人」が稀で不慣れな地域ほど、彼らを恐れ排他的になり、「異邦人」慣れしている地域ほど、日常的な状況と捉え、寛容になれるのかもしれません。

(注:あくまで個人的な体験による推測です。全ての田舎もんを排他的と断定するわけではありません・笑)

(2018.1.22)

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