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2019年11月

雲のオタマジャクシ

以前も書いたことがある気がしますが…

私の愛蔵書「怪奇現象博物館フェノメナ」

まあ、いわゆるオカルト系の本です。
すっかり懐疑派となってしまった今でもなお、この本を読むと夢の世界に引き込まれてしまうかのような魅力を感じます。

この本の記事の多くが、チャールズ・フォートの著作から引用なのですが、フォート特有の、現象そのものを愛で無理に正体(宇宙人だとか、死者の魂の仕業だとか)を押し付けない淡々とした筆致が、自分の感覚に合ってるのかもしれません。

この本の中で、特にお気に入りのエピソードがあります。

「雲のオタマジャクシ」という項の中で語られた短い1エピソードなのですが…。

1870年3月22日、「湖畔の貴婦人」号という船が、不思議な雲を見た、という話。
当時の「気象協会ジャーナル」という本に掲載されたとのことで、誰が言ったか知れない世迷言ということでもありません。

そこで語られた、雲の形というのが…

「形に不安定なところがない円形で、内側に半円があり、四方に放射状に別れていた。そこから一本の長い「尾」が伸び、それは「胴体」へ曲線を描いていた」(引用)

!?!?!? 
何だそりゃ? どういうこと? 全然意味がわからん!

かなり詳しい描写なのですが、その言葉通りに絵を描いてみようと思っても、なんだか訳のわからないものにしかならない。
これはいったい、どういうものなのか??

と、この雲の形がわからぬまま、これまで何十年も過ごしてきました。

しかし! …いやあ、インターネットの素晴らしさよ! いい時代になりましたねえ! 

ごく最近、ふと思い立ってネット検索してみたところ、ようやく謎が解けたのです!!!

本の記述から、1870 march 22 lady of the lake で検索してみたところ…

こんなページを発見! まさに、そのものの絵(二枚め)が出てるじゃないですか!?

ああ! 確かにこれ、まさに想像していたのと同じだ! かなり無理めな形も想像通り。

これ、やっぱり本の記述から想像して描いたのかな…。なら、まあ、似たものになるのもわかる。

そして、このエピソードの出どころが、フォートの著作"The Book of the Damned"ということがわかり…

こんなページも発見!

(The Book of the Damned 22章)

ここには元のエピソードが詳しく書かれていました。

そこでは、この雲について
「明るい灰色または雲のような色」
「風に逆らって浮かんでいた」
「他の雲より下にあった」
「30分も見えていたあと、夕闇にまぎれて見えなくなった」
という追加情報もありました。

さらになんと! この船の船長バナー(Capt.Banner)が、この雲の絵を描いていたようで、その挿絵まで載ってます。

なんだよ、思った通りの形じゃないかよ! しかし、いかに変でも、見た本人が描いた絵というのだから、これは間違いない。

やっぱりこんなだったのか!

(実は以前、"The Book of the Damned"をKindleで発見して、安かったので買っていたのですが、英語なのであまり読み進めてなくて、この記事が載っていたのにも気づきませんでした。ちなみにこちらには挿絵は載っていない)

で、実際その雲って、どんな形だったのか。(Link先を見れば出てますが…)

検索して出た絵そのものをパクってくるのは気が引けたので、自分で描いてみました。

Cloudtp_shape

変ですよね…こんな雲あるかい!

しかし、これが空に浮かんでいたらどんな感じになるのか…

ちょっと試しに作ってみました。

Cloudtp_sky2

こういうこと?

怖ええよ! 
ウルトラサインとか、イデオンのサインみたいじゃないか。

さらに、景色も入れて再現してみた。

Cloudtp_sky

う〜ん、なんだこりゃ…。不安な気持ちになる…。

雲にしては変だし、UFOということでもない。
なんとも分類しようがない不可思議現象。

こういう分類不能の不思議現象こそが、フォートの真骨頂だし、面白くて私は好きなんですよ。

ちなみに、こういう雲(ボルテックスリング)のような現象だったのでは、という説もあるようです。
(それにしては、30分は長すぎるけど)

(2019.11.20)

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こだま芸術祭

中之条ビエンナーレの記憶も新しい11月。
埼玉県本庄市で開催されている、こだま芸術祭に行ってきました。

こういうイベントは好きですし、アートイベントは最近何かと話題ですしね(笑)

開催期間は2019.11.2〜11.17まで

基本無料ですが、スタンプラリー(賞品付き)に参加するなら台紙代500円。

この日、本庄の町では祭りをやってました。
知らなかったんだけど…個人的には、街歩きするにはちょっと日が悪かった感。

こだま芸術祭も、基本、空き家が展示場になってます。
この佇まい素敵。

こちらは、パチンコ屋の廃墟の会場。

もはやどれがアート作品なんだか。というか、この空間全体がゲージュツ。

イイねー!!

階段上がったら、そこにIT! みたいな(見たことないけど)。

戸谷八商店の裏手にある住居も展示場になってました。

露天の隙間を通って、入ってみる。

まあ、家の中にも色々作品があったんだけど、むしろそれより、この古い井戸と水道がすごいなと。

井戸は(家の方に開けてもらったら)、10mほどの深さの下に水が溜まっているのが見えました。

そしてその近くに

発見(見逃すところだった)
ビエンナーレでも見た、トリックスターくん(作品)。

 

トリックスターは、全部で3箇所にいました。
人気急上昇中ー。

 

アートじゃないけど、本庄といえば、はにぽん(笑うハニワ)。

ここも会場の一つ、旧本庄商業銀行煉瓦倉庫。
作品も展示されてましたが、まず建物が素晴らしい。

こだま芸術祭は今回で2回目らしい。

中之条ビエンナーレに比べちゃうと小規模だし、学生作品とかもあったり、運営にややこなれてない部分もあったりもしますが…
身近で定期的アートイベントが開催されるのは嬉しいので、応援しよう。

桐生再演みたいに、突然消滅とか、しないでよ??

(おまけ)

祭りの屋台って、結構ギリギリ、スレスレのやつもあるよね。

TV放送で話題独占!! 新宿・渋谷・六本木で大人気!! 
ドネル・ケバブ
へー、ドネルケバブそんなに人気なのかー(笑) まあ、好きだけど。

深谷にも焼きまんじゅうあるのか!

(2019.11.15)

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台風19号の記録

前回の八ッ場ダムの記事で、すでに充分今年の台風の記録になっている、とは思うのですが…

今や離れた群馬県のことだけでなく、現住の埼玉でも凄かったことの記録を留めておきたい。

台風の翌日、車で買い物に出ました。
埼玉県さいたま市と川越市の境、荒川にかかる橋に通りかかったとき、普段との変わり様に驚愕しました。

Typ04

ここ、教習コースの様なものがあったはずだが… すっかり水没している…。

Typ03

水上にかろうじて頭を出す、信号機(教習用)が見える…

Typ06

橋の反対側には、ゴルフ場があったはずだが…こちらも水没。
ゴルフ場施設の屋根がちょっとだけ見える。

未来少年コナンの世界か、ウォーターワールドか…そんな感じ。

河川敷にある施設というものは、こうなる可能性も、ある程度想定の上だとは思うのですけどねえ…

何十年もこんなことは無かったと思うと、当事者たちも、この現実に愕然としたんじゃないだろうか…。

 

今年は、千葉に大停電をもたらした15号もあり、自分の記憶の限りでは関東において最悪の台風年でした。

これは「何十年かに一度」の単なる不運の年だったのか。
それとも、世に言う「気候変動(地球温暖化)」に伴う現象で、これからこの様な災害の頻度が上がっていったりするのか…。

今年は、前兆に過ぎないのかもしれない…。

(2019.11.4)

 

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