文化・芸術

中之条ビエンナーレ2019・2

うーむ、いよいよ週一もキツくなってきたなあ。
しばらくは不定期で…。

さすがに一日では見られない、中之条ビエンナーレ。
前回の翌週、今度は泊まりがけで行きました。

(会期は9/23まで)

前回と合わせ、3日で全部見られましたね。
でも、年によっては作品数がもっと多かったり、番外編があったりする場合もあるので、侮れないが。

今回も、気になった作品をピックアップ。

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「SAWADA SCHOOLOGICAL NICHE」

旧沢田小学校。

教室インスタレーション系は、教室を使っているというだけでも映えて見えるな。
ずるい気もするが…これこそが中ビの持ち味かもしれん。

ルートの都合で、先に暮坂エリアの沢田小学校を見て、そのあと伊参で前回行ききれなかったところを周った。

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「目を凝らす、耳を澄ます」

やませ(古民家)の台所に、小さな生き物たちが群れなしている…。
今回のお気に入りの一つ。

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よく見ると、それぞれが色々な仕草をしているのが微笑ましい。

「かわいい!」という観覧者(自分も含め)が多かったが、中には「気持ち悪い」という人もいた。
まあ、虫っぽいし、群れてるし、わかる気もする。

その後、四万エリアに向かう。

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「夏の終わりに」

四万川ダム下の公園に、巨大な木のセミが転がっている…。

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「ピンポンルーム」

四万エリア、旧第三小学校。
理科室かな。ある角度で見ると見える、人の顔があちこちに隠されている。

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「echo」
体育館の床一面に、描かれている。
絵自体はともかく(失礼)、圧倒された。

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「Antre-soie」
映像込みのインスタレーション。

ベタといえばベタだが、自分の今の気分を体現しているかのようで、ちょっと心に刺さった。

この日は四万エリアの温泉宿に泊まった。
素泊まりだが、比較的リーズナブルに泊まれた。
四万の温泉は、よかったですよ!

翌日は、沢渡暮坂エリアへ。

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「側で朝を待つ」

このエリアで採取された植物を、このエリアで得られた食器で育てている。
壺庭的な、乱雑感が良い。

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「水煙花」
大岩炭焼き小屋。こんなタイトルだったのか?
とにかく巨石が壮観。

うねうね絡みつく根っこと岩が相まって、クトゥルフの怪物か、マジックのエルドラージを想起させる

…と思ったのはきっと自分だけだろうが…。

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「Codice N.B.2」

山の上庭園

良いね! Rockit だね!

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「娘の耳元でずっとつぶやく「戦争はくだらない」と。」

六合エリア。旧太子駅。

タイトルと作品(垂れ下がったヒモ)の繋がりはよくわからないが…

とにかく、旧太子駅の「場のチカラ」が強い。

前回行った時に、整備が始まっていましたが…
完成し、ちょっとした観光スポットになっていました。
鉄道好きには面白いんじゃないかな。

この後、赤岩集落へ行ったが、廻ってる途中でカメラが電池切れ…。
「湯本家」とかにも、色々面白い作品もあったが、割愛。
(スマホでは撮ったけど)
湯本家の周囲が様変わりしていたのにもちょっとびっくり。

で、いつも通り、六合エリアで今回のビエンナーレを完了。

いやいや、毎度毎度クオリティは一定以上保たれてて、見飽きないですねー。

見終わって一抹の寂しさを覚えるのも、毎度のこと。

ずっと続いて欲しい。
けど、いつか終わる日も来るのかなあ(桐生再演のように)…なんて、カミさんとしみじみ話をしながら、埼玉に戻ったのでした。

(2019.9.22)

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中之条ビエンナーレ2019

キタキタ!
今年は、2年に一度開催される中之条ビエンナーレの年!
(会期は8/24~9/23。前回より早めなんだな)

今年も楽しみにしてました。
今年は、埼玉に引っ越して初めての回。以前より行くのが大変になってしまったが…
根性で行ってきましたぜ!

(しまった、うっかり書きかけで公開してしまっていた…。改めて書き足し)

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いつもの通運ビル。
中ビ(中之条ビエンナーレ)のスタート地点。
インフォメーションとショップ。
以前は、まだ廃屋然とした感じだったが、だいぶリニューアルしたなあ。

今回も、気になった作品をピックアップ。

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「トラヤコレクション 〜わたし流を愉しむ〜」

一昨年に閉店してしまった洋品店で、かつてここで服を買った地元の人たちがファッションショーを行う、というイベント的アート。

ショーの様子をビデオで流しているのだが、登場する方々の愉しそうな感じと、バックに流れる、ゆるい「トラヤの歌」(この為に作詞作曲された)が相まって、独特の空気を醸していました。(この日は、頭の中でこの歌が回って回って・笑)

しかし、毎回会場が増えているってのは、それだけ廃業、廃屋が増えてるってことなのか…!?

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「いったい新しい地図を予想できるのか」

青空をバックに、ねじ式っぽい?標識の群れが映える。

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「Signs」

おなじみの旧廣盛酒造の会場。
この写真はイマイチだが、現物は美しかった。

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これは作品ではないが…会場となっていた元薬局に、以前もいたウサギ。
再会できてちょっと嬉しかった。
前回も暗闇系の展示だったが…サイレントヒルな感じでいい。

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「親都神社 仮設の庭」

道の駅たけやまの近くの神社。前回は「無何有の祭り」という作品でバズった場所。

今回の作品もなかなか面白い。場所の雰囲気がいいですね。

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その、前回の作品が、1つだけ残っていた! 中ビも、なかなか味なことをやりますね。

トリックスターくんというそうだ。

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「青空教室プロジェクト」

そのトリックスターたちは、五反田学校で集ってました。
前回は、神社に名状しがたき存在が群れているという感じで、やや不気味な印象もあったが、今回はひたすらカワイイですね。
見た人たちが、それぞれストーリーを解釈してたりするのは面白かった。

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五反田学校内。廊下に…

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座ってた!

これも先ほどの関連作品だが、こちらは若干前回の不気味さを保ってて、これはこれでいい。

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「時代錯誤」

一件の空き家の内部が、こんな感じの作品に支配されていた…。いい。

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「落ち着いた動き」

これもいい。

伊参スタジオ会場(元廃校)。

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「つながり」

意味不明の作品も、「場」の力で良い感じに見える。
中之条ビエンナーレは、場の力が強い。

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「見果てぬ夢」

まだ人が住んでいる家の屋根裏が会場になっている。
この空間と作品が、いい感じにマッチしている。

図らずも、不気味系ばっかりピックアップしてしまったな…

もっと普通に美しい作品もありましたよ(笑)。

中ビは、さすがに一日では見切れない。

今週、再度訪問する予定(いけるかな…)。

(2019.9.11)

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夏と原宿

8月も終わり、もう夏も終わりですね…。

夏が好きなので、毎年毎年、夏が終わると寂しさを感じます。
(まあ、実際にはまだ暑いので、もうしばらくは夏の残りを味わえそうですが)。

今年の夏も、全然夏らしいことをしなかったなあ。

去年は、仕事が忙しくて夏を楽しむ余裕がなかった。
さすがに二年続けて忙しいこともなかろう、と甘く見ていたが…
去年に増して忙しいことになろうとは。

この業界長いけど、連日帰りがてっぺんまわるなんてことなかったぞ。
なぜ今更こんな目に。これまでやってきたことは何だったのか。

まあ、それも昨日までのこと、二度とないと思いたい。
(…とは思えないがな。今がいっときの休息としか思えない…)

(続く…?)

[ 原宿 ]

そんな、夏らしいことをしなかった夏に、ささやかに夏を感じられたのが、原宿に行った日のことでした。

腐っても東京通いの身なので、原宿駅を通過することはよくありましたが、原宿駅に降り立ったのは何年ぶりか。
原宿は、どうも自分にはあまり縁のない街でした。

が、今回、とある目的で原宿に行ってみることに。

で、ついでに原宿らしい原宿も(少し)堪能できました。

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原宿駅。
駅舎は記憶と変わってないな。

ちなみにスマホの写真なので、写りは悪い。

写真には表現されてないけど、天気が良くて暑い日でした。
でも、こういう暑さは嫌いではない。
周りの人たちの浮かれ気分も伝染して、楽しい気分になれますねー。

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表参道。

夏休みということもあるのか、それともいつものことなのか、観光客でいっぱいでしたね。
外国人も多かった。さすが名だたる観光地。

秋葉原や新宿、渋谷にはよく行くけど、原宿はまた違った雰囲気があるな。

竹下通りなんて、人が多すぎて、入場(?)制限してる有様。

これは、いつものことなのか? それともこの日が特別?

たまたま入ってみた建物が「ラフォーレ原宿」というヤツでした(入ってからわかった)。

名前に聞き覚えはあったが、入ったのは初めて。

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「ラフォーレ」からの眺め。

別に店そのものにはあまり興味はなくて…ここで昼飯が食べられそうだったから。
ここで昼食を食べました。

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タコス屋があったので、そこで昼食。
メキシコ料理なんて、メキシコに行って以来だな。
(もっとも、この店はオーストラリア発祥の店らしいが)

なかなか美味しかった。

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通りの店で、原宿らしい小洒落たドリンクを飲みました。
(タピオカではない)

原宿なんてところにきたのは、別にタコスや小洒落たドリンクを食すためではない。

[ 太田記念美術館 ]

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ここでやってる特別展を見に行ったのです。

原宿駅から徒歩圏内。

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「妖怪、霊界、異国」という、変わったテーマの浮世絵展。

なかなか面白かったです。

色々な浮世絵師が描いてましたが、中でも、月岡芳年(1839-1892)。

絵はよく目にしていたが、絵師の名前は初めて認識した。
これからこの人の絵は、気にしていきたい。

(2019.9.1)

 

 

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集まれ群馬のハニワたち

夏休みに群馬に帰ったついでに、群馬で催されている企画展

集まれ!群馬のはにわたち」を見てきました。

[ 群馬県立歴史博物館 ]

群馬県高崎市「群馬の森」内。

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最近の歴博の、悪ノリしたパンフ...(笑)。
なかなか、やるじゃないか!

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ハニワ展は9月1日まで。

「歴博」は群馬在住の折には何度も行った馴染みの場所です。
埼玉に引っ越してから、行くのは久しぶり。

ここに限らず、群馬の郷土資料館や「かみつけの里」などの、ハニワの展示施設には、よく行きましたが…

今回のハニワ展では、今まで見たことがなかったものも結構見られて、なかなか良かったです。

(それに、写真撮影OKというのが、さらに良かった。「かみつけの里」は館内撮影不可だし)

今回見た中で、特筆すべきハニワをいくつかピックアップ。

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「笑う埴輪」(下毛田遺跡)

今年やってた「HANI-1グランプリ」1位のハニワなんですと。
(HANI-1だと? 私が引っ越してから面白いイベントやりおって)

笑う系の埴輪は、あちこちで出土してますが(かみつけの里のヤツとか、埼玉本庄の「ハニぽん」も有名)、これは初めて見たなあ。

脱力感はなはだしいのが1位の所以かな。

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挂甲武人「武装男子埴輪 」(高塚古墳)

これもHANI-1 上位ランクイン。

有名な武人埴輪(国宝)に似てますが、兜の両側に盾状の飾りが付いてるのが珍しい。
「大魔神」のデザインは、むしろこっちに近いですね。

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人が乗る裸馬(高林西原古墳群)

HANI-1 4位。

これまたなんというか…脱力。
馬の造形は、まあいいんだが、上に乗ってる人が…やけに小さいし、テキトーすぎる…。

でも、こういうのが、埴輪としては人気あるんですね。
まあ、埴輪の代名詞「踊る埴輪」も脱力ですもんね。

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東日本初公開の、奈良国立博物館所蔵の埴輪、だそうです。
いくつかの特徴から群馬県地域さんの可能性が高い、ということで「里帰り」展示されたもの。

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馬形埴輪(津久田甲子塚古墳)

今回、馬の埴輪の展示は多かったですが…これは珠玉。
群馬の馬形埴輪で最小とのことですが、大きさもさることながら、この体型、可愛すぎる。

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横から見るとこんな感じ。マキバオーかよ!?

HANI-1 2位の「ぐんまちゃん埴輪」(白藤-V4号墳)もいいけど、これもいい!

こういう、目が前についてる馬埴輪のことを「ヒラメ馬」っていうらしいです(公式なのか??)

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ひざまづく男子(塚廻り4号墳)

これも初めて見た!
真ん中分けに涼しい顔。こんなイケメン埴輪、あったのか!?

色白のところもイケメン感。

これ以外にも珍しいもの、面白いもの、色々ありました。

ここだけでもハニワ分を充分補給できましたが…

群馬、最近、ハニワづいているのか、他でもなんか初夏ハニワ展やってるみたいで。

ついでに、別のところにも行ってみました。

[ 玉村町歴史資料館 ]

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こちらの資料館にも、何度か行ったことはある。

ここで特筆すべきは…

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「塩顔埴輪」の愛称の、人面付き円筒(小泉大塚越7号古墳)

これもHANI-1 8位だそうです。
筒に顔がついてるこのシュールさ。それが人気の所以かな。

愛称のつけ方も順位に効いてるかも。これを「塩顔」て。
玉村ではこのほかにも「リア充埴輪」という愛称のヤツが展示されてました。
(単に男女セットで出土しただけのようだが…うまいな)

(2019.8.20)

 

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復活・東京都現代美術館

長い間工事休館していた「東京都現代美術館」が、今年3月29日に、ようやくリニューアルオープンしました!

埼玉に引っ越したら(東京に近くなるので)、ぜひ通ってやろうと思ってたのに、気づいたら休館しててガッカリしてました。

3月末に再開することも知っていたのですが、直後は色々あって行けず、GWになってようやく行く機会を得ました。

[ 東京都現代美術館 ]

東京都現代美術館(MOT)は、東京都を代表する現代美術館と言えるでしょう。

新美術館や、森美術館なんかができる前は、一般的には東京の現代美術館と言えばココ一択だったんじゃないですかね。
(上野は近代美術館だし。マニアックなところではICC、世田谷美術館、原美術館、ワタリウムとか、色々ありますけど)

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今回は2つの企画展が行われてました。

・「ただいま、はじめまして」

・「百年の編み手たち」

が、リニューアル直後ということか、2つとも収蔵品メインの常設展の延長的な内容というか、総括的な内容というか
割と似たような感じの展示でした。

ってことで、前者「ただいま…」の方を鑑賞することにしました。

こちらは、「ただいま」の過去からの収蔵品と、「初めまして」の新たな収蔵品の展示という内容。

展示内容は一部を除き撮影可でした。
ほんの一部を。

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↑これは過去作。「太陽のジャイロスコープ」
以前は館の外に展示されてたものですね。覚えてる。

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これは新作。「カントリー・ロード・ショー」
映像作品です。ちょっと笑える。

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過去作。私の好きな作家、宮島達男さんの作品。
劣化したLEDを、改装期間に新調したのだそうです。

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GIFにしてみた。
本当は、全ての数字が1→9にカウントアップしている。

 

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館の外にも作品が。何の変哲も無い壁面だが…

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よく見ると、欠けた部分を縮小したタイルで修復されている…

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これ、「修復」という作品です。こういうの、好き。
会期後も展示され続けるのかな…。

ようやくのMOTの再開、嬉しいです!

これから、定期的に通いたい。

(2019.5.20)

 

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スペイン適当旅行・8

不定期のスペイン旅行記、続きです。

この日は、はからずもガウディ・デーとなりました。

[ グエル公園 ]

サグラダ・ファミリアは、入るのが大変だというウワサを聞いていたので、日本でチケットを買っていました。
しかし、同じくガウディ関連施設である「グエル公園」については、「まあ、所詮公園だし、予約しなくても入れないことはなかろう」と侮っていました。

ところが、移動日の現地ガイドに聞いたところ、「グエル公園も買っておいた方が良いですよ〜」というじゃないですか。

そこで前日、ホテルのPCを使ってチケット予約を試みたのですが…

予約サイト曰く「当日はPM7:00までチケットはありません」

ええっ!? そんなバカな!

いやいや、予約はダメでも、きっと当日券はあるハズだ。
ということで、諦めずに翌朝、現地に向かったのでした。

9:30 メトロ・レセップス駅から坂道を登って、グエル公園(裏口)へ…。

サンツ駅やスペイン広場からは、北西の方角にあります。

チケット売り場に行って聞くと…「PM7:00までチケットないよ」。

前日の予約サイトに出てたことは、完全に正しかった…。ショック。

しかし、グエル公園は有料エリア以外に、無料エリアというのがあります。
不本意ながら、そっちを回ってみることにしました。

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無料エリア(上)から、有料エリア(下)を眺める。

ちなみに、ここも世界遺産です。

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負け惜しみじゃないけど、当時、一部工事中だったんですよ。

ガウディっぽい尖塔がいくつか見えます。

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無料エリアでも、こんな奇妙な景色を見られます。

ここ、大昔の「サントリー」のガウディCMで出てた場所です。
ちょっと感動。

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こんな造形物が林立してます。ガウディセンス。

無料エリアをひとしきり回った後、本来のエントランスを見に行きました。

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グエル公園、エントランス。

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うおお…このデザイン、いかにもガウディっぽい!

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エントランスの外から中を覗いてみた。
左右の階段の真ん中に、有名な「トカゲ」の像がありますが、足くらいしか見えませんでした。

まあまあ面白かったんですが、さすがに無料エリアだけでは消化不良。

で急遽、行く予定ではなかった、ガウディ建築の一つ「カサ・ミラ」に行ってみることにしました。

[ カサ・ミラ ]

実は、前日にも外観だけは見ていました。
しかし、エントランスには長い待ち行列ができていて、入場は無理だと諦めてました。

それでも、どうせ時間もあるんだし、ダメ元で行ってみることに。

時刻は12:00頃。

サンツ駅から北東方向。以前も行った、グラシア通りです。

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カサ・ミラ外観。
ウネウネした壁面と植物を模したバルコニーが異様でガウディっぽい(そればっか)。

現地では「ラ・ペドレラ(石切場)」と呼ばれてるようです。
(建築当時、揶揄する意味でそう呼ばれていたらしいが、現地でもらったパンフも"La Pedrera"となってました)

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エントランスに行ってみると、やはり行列ができてました。
が、諦めずに並んでいると、意外に早々とチケット売り場まで進みました。
で、あっさり入場手続き終了!
おおっラッキー!!
実は、私は公園よりも、こちらの方が来てみたかったんですよ!

入場料は25ユーロ(約7500円…高ェ!)

しばらくエントランスで待機した後、入場。一定人数ずつ、先に進みます。

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カサ・ミラ、吹き抜けを見上げる。
1912年にできた建物だそうですが、現在もリアル住人がいるらしいです。
連日こんなに観光客が押し寄せたら、落ち着かないだろうなあ。

屋上にエレベータで向かいます。

カサ・ミラの見所は、この屋上です!

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おお〜!! 

屋上は、もはや異次元空間。ガウディデザインの様々なキャラクター(?)たちがひしめき合っています。

これを生で見られるとは、感激!!

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この顔のようなのは兜を被った騎士の煙突。

これこれ! 昔のサントリーのCMですごく印象的だったヤツ!

サグラダ・ファミリアの受難のファサードの騎士の姿は、これに似せてますね。

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巨人のような、海棲生物のような…。
クトゥルフ神話の世界ですよ、これは。

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結構長い時間屋上で過ごしました。
いくらでも見ていられる。

屋上から降りた後、建物内の、博物館になっている屋根裏階や、住居スペース(20世紀のブルジョア住居を再現)を見学したりしました。
一階のミュージアムショップでは、屋上のキャラクターたちのグッズも売られてました。

カサ・ミラを出た後、近場の別のガウディ建築も見て回りました。

[ カサ・バトリョ ]

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1906年にガウディが既存の建造物をリフォームした建物。
こちらは、中に入れませんでしたが、外観はカサ・ミラ以上に奇妙奇天烈。

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頭蓋骨のようなバルコニーに、大腿骨のような柱。芸術的とは思うが、かなり不気味…。
これに住みたいと思う人って…。
内装や屋上もかなり面白いらしいです。金と時間があればこちらも行きたかった…。

グラシア通りにはこの他にも、ガウディデザインの街灯があったり、ガウディではないですが有名な建築もあり、建物マニアにはたまらないであろう通りでした(自分は建物マニアというほどではないけど…)。

今回はこの辺で。続きはまたいずれ。
次回でようやく最後…かな。

(2019.4.1)

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Tivoo

最近、面白アイテムを買ってしまいました。

なんと説明したら良いか…

Tivoo

ショップで展示しているのを見て興味が湧きました。
その時点では買わなかったものの、日に日に欲しくなって、ついにAmazonで買ってしまった。定価で9000円と安くはないのですが…最近高い買い物もしてなかったし。

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箱。
この箱といい、収納の仕方といい、Appleライクな小洒落感を演出してます。

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そして本体。
アナログテレビ(しかもダイヤル式)を模したデザインも、まあコジャレ感。

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正面。
この本体デザインだけでもそそるねぇ〜。

で、これが一体何かというと…

基本機能は「スピーカー」なんです。
スマホとBluetooth接続して、スマホ内の曲を再生したり、SDカードを差しその中のMP3を再生したりできます。
音質は、結構いい。まあ、今までろくなスピーカーの機材を持ってなかったこともあるけど、びっくりするほどいい音が出ます。

でも、惚れたのはそこじゃない。
前面にある、いかにもな画面に、16x16のLEDによるピクセルアートが表示できるんです。

しかも、それを公式アプリのエディタを使って、自分でデザインできる!

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16x16といえば、80年代アーケードゲームや、ファミコン時代の定番サイズ。
こんなものも描けちゃいます。
LEDの発色も綺麗です(↑の斜視にょリモ、実物はもっと彩度が高く発色がいいです)。
ドット好きなら飾って見てるだけで楽しい気分になれますね(笑)。
スライドショーのように次々絵を変えたりもできますよ。

自分で描けなくても、プリセットで画像が入ってますし、ネット上にはユーザーが作成したものがアップされており、アプリを介してDLできます。

静止画像だけでなく、アニメーションも作成できます。
アニメを作成するためのエディタもあり、前の画像をコピーしてパラパラ漫画のようにアニメを作成できます。

私もひとつ作ってみました。

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昔取った杵柄で、炎が燃えるアニメ(4パターンのループ)。

16x16というと、解像度も小さくて表現力も低いですが…そのぶん、気軽に描けますね。

そのほかにも、時計表示機能や、再生に合わせてグラフィックが動くビジュアライザ機能とか、音声メッセージを録音再生する機能とか、打ち込んだテキストを流す機能とか、簡単なゲームとか…いろんな機能があるみたいです(まだ一部しか見れてないけど)。

あえて苦言を呈すると、公式アプリのエディタの機能が少なくて、描きにくい。
メインパレットの色を入れ替えられないとか、SHIFTやCopy&Pasteなどの機能がなく、アニメで手間がかかるとか。
でも、アプリは今後更新されるかもしれない。
期待しつつ、「これはいいものだ!」と応援しておきたいと思います

(2019.3.4)

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ICC イン・ア・ゲームスケープ

行きつけの美術館(笑)、ICC(だいたい年1〜2回行っている)。

久々に行ってみようと調べたところ、ちょうど私向けの展示をやってるじゃあありませんか。

[ ICC イン・ア・ゲームスケープ  ヴィデオゲームの風景、リアリティ、物語、自我]

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NTTインターコミュニケーション・センター(ICC)
初台駅。東京オペラシティタワー。
2019年3月10日まで。入場料は500円。常設展も見られます。

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要は、ビデオゲームをテーマとして扱った現代アートを集めた展示です。
展示されているものはほぼ全てモニター。
そこに、映像が映されています。

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マリオが寝ている様を延々流している映像とか、空戦ゲームの飛行機を海の上を走っているように飛ばせた映像とか、ゲームに登場する脇役(というか背景・飾りである)鹿を延々と追った映像とか…。

かなりバカバカしいです。だが、それがいい。それが現代ゲージュツ。

ゲームの名を冠す展示だけに、インタラクティブな(遊べる)ものもあります。

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キース・へリングみたいな人物を、タブレットのタップやスワイプで操作していくと、ストーリー?が進んでいきます。
これは、いずれゲームとリリースされるみたいなことが書いてありました。…って、リリースされるんかい! アートじゃなくて商品じゃん! まあ、面白かったからいいけど。

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こちらは、画面の前にボタンが一個だけ設置されている。
ボタンを押すと、腹筋をして、回数がカウントされる。
どんどん回数を重ねていくと、画面の彼に色々なことが起こります。
そして最後には…。
これも面白かった。

この手ゲーム、昔あったなあ。クリックすると絵が変わったり話が進む的なやつ。
まあ、今回のは特に探したり失敗したりという要素がないので、ゲームとは言えないけど。

他にも、画面上にコインとスリットが描かれていて、そのスリットにコインを入れるとチャリーンと音がなってカウントされる…というのが、奇妙な麻薬感があって面白かった。

特別展は一部屋だけですが、見所多くて、充実感たっぷりでした。

特別展のほか、いつも通り無料の常設展もやってます。
来るたびに内容が少しずつ変わるんで、飽きませんね。

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マシュマロモニター。
これ、前からある「マシュマロスコープ」の姉妹品? 前はなかったぞ。
モニター前を通ると、歩いている人だけにエフェクトかかって不思議な見え方になる。
これも(当然)、岩井俊雄さんの作品。

休日の昼過ぎに行ったんですが、結構お客もいました。
予約が必要で見られなかった展示もあったので、平日とか、もう少し早い時間とかに行きたかったです。いつか、リベンジしようかな。

(2019.2.11)

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火焔土器

1月の京都以来、写真映えするような場所に全然行ってません。
東京方面にも行きやすくなったし、埼玉にも色々開拓の余地があるのに、なんでだろう…寒いからかな…?

…ということでネタもないので、書く機会を失ってた、ちょっと前のレポートを。

「火焔土器」というものを見たくて、去年、出土地の新潟へ行ってきました。

[ 十日町市博物館 ]

新潟県十日町市。

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外観。

この博物館は、土器以外にも、十日町市の歴史や、アンギン(織物)などの展示もあります。

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土器の展示室。

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火焔型土器 <No.6>

国宝。

正式には、「新潟県笹山遺跡出土深鉢形土器」というそうです。

今から4500年ほど前の、縄文時代中期に造られた土器です。

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アップ。
おおっ! これこれ、よく見たことあるヤツ!
この造形、奇妙かつ美しいですよねー!

岡本太郎氏も、この土器を見て「なんだこれは!」と叫んだそうです。

これが「火焔型土器」です!

…え? 

「火焔土器」じゃないの?

そうなんです。

「火焔土器」は、最初に見つかったこの形状の土器(これではない)の愛称で、その後見つかった同タイプは、それと区別して「火焔型土器」と呼ぶそうです。

その中で最も有名なのは、「No.1」(指定番号1号)というもの。
しかし、そのNo.1は、この時は展示されていませんでした…。

国宝に指定されている土器は多数あるため、随時入れ替えながら展示しているそうで、日によっては展示されていないのでした。
(No.1の展示期間は博物館HPで確認できます)

今回はその代わり、「No.6」が展示されていました。

しかし、これも火焔型土器の特徴をしっかり踏襲していて、まったく遜色ありません。(パッと見区別つかない)

この火焔型土器、よく知らなかった時には、無秩序な文様が造形されているのかと思ってましたが、この文様には決まったパターンがあったんですね。

独特のパターンが点対称に4方向に配置されています。「火焔型土器」は全て、ほぼこれと同様のパターンが踏襲されているのです。
全然知らんかったです…。

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これは、同じ遺跡から出土した別の火焔型土器ですが…

ディテールは若干違うものの、鶏のトサカのような部分、その右側に長く伸びるパーツ、その下部に開く穴など、大まかなパターンの相似は確認できます。

火焔型土器にはオリジナルのデザイナーがいて、そのデザインが踏襲されていた…ということでしょうか。
(もしくは、この造形に意味があって、それを表現しているのかもしれません)

笹山遺跡では、火焔型土器以外のタイプの土器も出土しています。

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「王冠型土器」

火焔型土器にも似ていますが、造形のパターンが異なります。

しかし、これはこれで良い。

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「深鉢型土器」

深鉢型土器というのは「火焔型土器」も含む総称ですが、特に特徴がないものは、深鉢型と呼ばれるのかな…? ややシンプル。

十日町博物館を出た後、展示されていた土器の実際の出土地に行ってみました。

[ 笹山遺跡 ]

新潟県十日町市。

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国宝火焔型土器の出土状況の復元。
発見は、1982年。思ったより最近なんですね。

まだ時間があったので、次はどこに行こうかな…と逡巡。

ひとつには、大量の火焔土器を収蔵している、新潟県立歴史博物館。

もう一つは、「ザ・火焔土器」の出土地にある、馬高縄文館。

ちょっと迷ったのですが、後者に行くことにしました。(前者は是非、次の機会に)

[ 馬高縄文館 ]

新潟県長岡市。

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外観。

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エントランスにあるオブジェその1。

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オブジェその2。「火焔土器」と書いてある。

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展示室の様子。

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これが、「火焔土器」! 最初の、「ザ・火焔土器」です。

(火焔A式1号深鉢土器)

1936年に出土したものだそうです。

実は、こちらは国宝ではなく「重要文化財」なんですね。

国宝は笹山遺跡の「火焔型土器」の方で、多分、写真でよく見るのもそちら。ややこしい。

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…って、実はこれ、レプリカでした…。

いつもは本物が展示されているようですが、この時は、京都だったかのイベントに出張中でした…。(事前に分かってたんですが)

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そのほかにも、この付近で出土した色々な土器が展示されてました。

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王冠型土器。シンメトリがしっかりしてて、美しいですね。

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火焔型土器。やっぱり特徴は踏襲されてます。

火焔土器(火焔型土器)、写真では何度も見てましたが、やはり実物を見ると感動が違いますよ。
また、これだけの数出ていたというのも知りませんでした。圧巻です。

(2018.3.19)

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金沢21世紀美術館

北陸新幹線を使って、金沢に行ってきました。
北陸新幹線には初めて乗りましたが、群馬からだと2時間ほどで金沢に行けちゃうんですねぇ。

金沢には以前にも行ったことがあり、その時には有名な「ひがし茶屋街」がメインでしたが…
今回のメインは美術館。

[ 金沢21世紀美術館 ]

現代美術館です。
何度かテレビで紹介されているのを見て、ずっと行きたいと思ってました。

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美術館、外観。
建物を上から見ると、円形になってるみたいですね。建築としてもアートっぽい。

で、ここの「名物」といえば…

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「レアンドロのプール」。
一見、ただのプールに見えるが…

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おおっ!? プールの中に人が!!

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プールの中から、上を見上げた景色…

まあ、タネを明かせば、プールの表層にだけ水が張ってあるということなんですが。
その発想を、実現してしまうところが面白い。

…しかし、誰にでもわかりやすい面白さで、個人的には「アート(ゲージツ)」というより、遊園地などに置かれる「アトラクション(ミラーハウス的な)」のようにも思えるが…。

ちなみにこの作品、上から見る分には、チケットなしで無料で見られます。
この他にも、いくつか無料で見られる常設展示がありました。
(次の作品も)

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「タレルの部屋(ブルー・プラネット・スカイ)」

部屋の天井に空。

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屋根に立つ人間の像は、「雲を測る男」。
作者のヤン・ファーブルは、あの「昆虫記」のファーブルの子孫だったりする。

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こちらは有料の企画展会場のひとつ。
海岸に打ち寄せられたゴミを使った、ヨーガン・レールという作家の作品。

この方の一連の作品は、印象に残りました。覚えておこう(覚えやすい名前だし)。

企画展の作品は基本的に撮影不可ですが、上も含め一部は撮影OKでした。

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「M-02」
ナウシカのメーヴェを実現! 
実際に人を乗せて飛ぶ映像も上映されてました。

ちゃんとし過ぎてて、アートというより実用品じゃないかという気さえしますが。
作者の八谷さんは「ポストペット」を作った人だそうな。

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今回の展示の中で、私がこれぞ現代アートだと思ったのは、コレ。
「突然の子供」
泉太郎さんは、もともと好きな作家なのですが、今回もやってくれましたね。

右の屋台でポップコーンを買って、会場(部屋)の中で食べながら、作品(映像)を鑑賞できます。

この作品というのが…有名な絵画作品(私が見たのは、「Astrolabe」(Francis Picabia))の映像を2時間に渡って延々と上映するというもの。
絵画なので動きも変化も全くないんです。延々同じ絵が映されているだけ。私もさすがに2時間は見ませんでした。…が、ずっと見ていると…突然!!!???

ポップコーン屋台も含めた、このバカバカしさ全体が作品なんですね。これぞ、コンセプチャルアート! 素晴らしい。

せっかく金沢に来ているので、当然その他の観光もしました。

金沢城公園とか、長町武家屋敷とか。
でも、その辺りの話は割愛。

[ 近江町市場 ]

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ここも含め、外国人観光客多かったですね。
外国人に人気の観光スポットのひとつなんでしょうね。

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ウニ! うまそう! 
もっとも、この辺ではウニよりカニかな?

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せっかくなので、海鮮丼を食べました! 
ウニもカニもノドグロも入っていて、超美味しかったです。
お値段はそれなりに張りましたが…岩手のウニ丼の時のように、狙ってた名物を食べ逃すことも多いので(特に海鮮系)…今回は躊躇しませんでした。

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あと、こちらも名物らしい「ハントンライス」。
ケンミンショーか何かで見てたのかな。
由緒正しいB級グルメという感じで、美味しかったです。

(2017.11.3)

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