書籍・雑誌

雲のオタマジャクシ

以前も書いたことがある気がしますが…

私の愛蔵書「怪奇現象博物館フェノメナ」

まあ、いわゆるオカルト系の本です。
すっかり懐疑派となってしまった今でもなお、この本を読むと夢の世界に引き込まれてしまうかのような魅力を感じます。

この本の記事の多くが、チャールズ・フォートの著作から引用なのですが、フォート特有の、現象そのものを愛で無理に正体(宇宙人だとか、死者の魂の仕業だとか)を押し付けない淡々とした筆致が、自分の感覚に合ってるのかもしれません。

この本の中で、特にお気に入りのエピソードがあります。

「雲のオタマジャクシ」という項の中で語られた短い1エピソードなのですが…。

1870年3月22日、「湖畔の貴婦人」号という船が、不思議な雲を見た、という話。
当時の「気象協会ジャーナル」という本に掲載されたとのことで、誰が言ったか知れない世迷言ということでもありません。

そこで語られた、雲の形というのが…

「形に不安定なところがない円形で、内側に半円があり、四方に放射状に別れていた。そこから一本の長い「尾」が伸び、それは「胴体」へ曲線を描いていた」(引用)

!?!?!? 
何だそりゃ? どういうこと? 全然意味がわからん!

かなり詳しい描写なのですが、その言葉通りに絵を描いてみようと思っても、なんだか訳のわからないものにしかならない。
これはいったい、どういうものなのか??

と、この雲の形がわからぬまま、これまで何十年も過ごしてきました。

しかし! …いやあ、インターネットの素晴らしさよ! いい時代になりましたねえ! 

ごく最近、ふと思い立ってネット検索してみたところ、ようやく謎が解けたのです!!!

本の記述から、1870 march 22 lady of the lake で検索してみたところ…

こんなページを発見! まさに、そのものの絵(二枚め)が出てるじゃないですか!?

ああ! 確かにこれ、まさに想像していたのと同じだ! かなり無理めな形も想像通り。

これ、やっぱり本の記述から想像して描いたのかな…。なら、まあ、似たものになるのもわかる。

そして、このエピソードの出どころが、フォートの著作"The Book of the Damned"ということがわかり…

こんなページも発見!

(The Book of the Damned 22章)

ここには元のエピソードが詳しく書かれていました。

そこでは、この雲について
「明るい灰色または雲のような色」
「風に逆らって浮かんでいた」
「他の雲より下にあった」
「30分も見えていたあと、夕闇にまぎれて見えなくなった」
という追加情報もありました。

さらになんと! この船の船長バナー(Capt.Banner)が、この雲の絵を描いていたようで、その挿絵まで載ってます。

なんだよ、思った通りの形じゃないかよ! しかし、いかに変でも、見た本人が描いた絵というのだから、これは間違いない。

やっぱりこんなだったのか!

(実は以前、"The Book of the Damned"をKindleで発見して、安かったので買っていたのですが、英語なのであまり読み進めてなくて、この記事が載っていたのにも気づきませんでした。ちなみにこちらには挿絵は載っていない)

で、実際その雲って、どんな形だったのか。(Link先を見れば出てますが…)

検索して出た絵そのものをパクってくるのは気が引けたので、自分で描いてみました。

Cloudtp_shape

変ですよね…こんな雲あるかい!

しかし、これが空に浮かんでいたらどんな感じになるのか…

ちょっと試しに作ってみました。

Cloudtp_sky2

こういうこと?

怖ええよ! 
ウルトラサインとか、イデオンのサインみたいじゃないか。

さらに、景色も入れて再現してみた。

Cloudtp_sky

う〜ん、なんだこりゃ…。不安な気持ちになる…。

雲にしては変だし、UFOということでもない。
なんとも分類しようがない不可思議現象。

こういう分類不能の不思議現象こそが、フォートの真骨頂だし、面白くて私は好きなんですよ。

ちなみに、こういう雲(ボルテックスリング)のような現象だったのでは、という説もあるようです。
(それにしては、30分は長すぎるけど)

(2019.11.20)

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図鑑neo 昆虫2

先日、小学館から新しい昆虫図鑑が出ました。

「小学館の図鑑neo 昆虫2 地球編」

これは凄いです。

子供向けのフリをしてますが、むしろ昆虫好きの大人向けと言っていい。

世界の様々な昆虫を全て写真(標本が主)で収録しています。
そしてその収録数は、2000種以上! 昆虫がこれでもかというぎっちりの密度で詰め込まれてます。
その配置がまたアーティスティックに思えて、美しい海外昆虫の容姿と合わせ、美術書のような雰囲気を醸しています。

あと、字が少ない。
説明はほとんどありません。
それどころか、標本の多くには和名が書いておらず、学名のみの表記になってます。
子供、どうしようもないな。(いや、大人だって読めんわ。ラテン語なんだし)

まあ、でも、その姿を見ることを純粋に楽しめということですな。
ただ、決して無秩序に並べられてるわけじゃないです。ちゃんと、下等な部類から高等な部類へと、分類に準じて配置されているのです。
美しい虫だけを重視してるわけでなく、ちゃんと地味なシミ目とか、カカトアルキ目とか、カジリムシ目とかも余さず網羅。

一部、マニアックというか、悪ノリ感もあります。ツノゼミだけで1ページとか、オオキノコムシだけで1ページとか、カマアシムシとコムシで1ページとか、名前もわからないボルネオのゴキブリだけで見開きとか…誰得?という感も。だがそれがいい。

最近のこのシリーズでは定番のDVDも付いています。
撮り下ろしの貴重な映像もあるらしいです(まだ見てない)。

との内容で、値段はたっった2000円! フルカラーでこの値段は、なんてお安い!
他には決してない、この先20年モノの図鑑ですぜ!

……

実はこの図鑑、学生時代の恩師が関わった本でして…微力ながら応援しようと思った、ステマならぬ、あからさマーケット記事でした。
いや、でも、本当にいい本ですよ(昆虫好きにとっては)。

ちなみにこの中には、私が提供した虫も1匹収録されてるらしいのです。ちょっと嬉しい。
(協力者名には載ってないけど。「忘れてた」と言われた(笑)。大したものじゃないし、別にいいんですけど)

ってことで、よろしくお願いいたします。

(2019.6.24)

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ムーミンバレーパーク

今年3月、埼玉県にオープンした、ムーミンのテーマパーク「ムーミンバレーパーク」に行ってきました!

埼玉県人としても、ムーミンファンとしても、いつか行かねばなるまい…とずっと思ってたのですよ。

ちなみに、私は数年前、前身である「あけぼの子供の森」にも行きましたし、それ以前に現地フィンランド、タンペレのムーミン博物館(当時) にまで行ったくらいムーミン好きなんですよ!

[ ムーミンバレーパーク ]

埼玉県飯能市。
私は、代休を取って平日に、車で行きました。
車で行くと、駐車場に1500円かかるんですけどねー(入場料とは別に)。
駐車場は、念のため、事前にネットで予約取っておいた方が良いようです。
入場券や、アトラクションも予約できますが、今回は平日だし大丈夫だろうとタカをくくって、予約は駐車場だけにしました。

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駐車場から、まずはメッツァビレッジという無料エリアに入ります。

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今、「アンブレラスカイ」というイベントをやってます。
これ、世界中で流行ってますよね…。
でも、まあ、キレイ。

森を抜けると、湖に出ます。ショップなどのあるエリアをそのままずっと歩くと…。

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ムーミンパークのエントランスに。
入場料は1500円。

テーマパークとしては、高くはないですね。
でも、有料アトラクションは別料金ですが。

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パーク内も、湖畔が続きます。
そこに、小説でおなじみの、水浴び小屋が!
水浴び小屋の中も、小物とか色々おいてあってよくできてます。

ただ、これじゃ、ちょっと水面から高すぎるだろ…とは思った。
湖がちょっと渇水気味だったかな。

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エンマの劇場。「ムーミン谷の夏祭り」の劇場を再現。

ここで、ムーミンたちのショーが見られます。一日3回、これは無料。

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「楽しいムーミン一家」の1シーンをやってました。ムーミンが飛行鬼の帽子で変な姿に変身しちゃうヤツ。

あまり人が写らないように撮ってますが…この日、平日なのに、結構お客がいっぱいでした。
子供より大人が多いですね。
みんな、そんなにムーミン好きなのか?
ま、最近はグッズで知名度上がってるから、好きな人も多いのかもしれない。

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ショーをやってない時、稀にキャラ達が園内をうろついてることがあります。
スニフは、なかなかお調子者でフレンドリーでした。
(コミックスやアニメの方に近いキャラ設定かな)

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よくムーミンとスナフキンが座ってる橋…と、その向こうには、ムーミン屋敷が!

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ムーミン屋敷! 再現性高い!!

ムーミン屋敷内はガイドツアーになってます。
これは、行きたいと思ってたんですが…すでに予約券自体完売でした!!!

平日だから、予約なしでもいけるだろうと思ってたのが甘かった! 
駐車場と一緒に予約しときゃ良かったです。痛恨。

外から覗いて見ましたが、よくできてるっぽかったですよ…。いつかリベンジ。

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「海のオーケストラ号」…の工廠と行った体かな?
有料アトラクションです。脇の券売機で時間指定で券を買い、時刻になったら並びます。

中に入るとすぐに、ガイドのおねーさんの解説があります。ムーミンパパの話なので、馴染みないキャラもいると思ってか、登場キャラの説明がてらキャラ絵を指して「これは誰だかわかりますか?」なんて聞くんだけど、大人ばっかりで誰も答えられない。
ヨクサルやロッドユールやフレドリクソンなんて、基礎の基礎だろ!? …でもマニアっぽい感じになりそうなので自分も黙ってたけど…(他の人もそうだったのかもしれんけどね)。

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アトラクションは「ムーミンパパの思い出」をモチーフに、映像と実物模型なども駆使して、なかなか派手でした。

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「飛行鬼のジップライン」のゲート上にあった、飛行鬼の黒豹の風見鶏(?)。青空に映える。

ジップラインも人気で、券売機をはじめ見た時には少しだけ空きがあったが、躊躇してる間に売り切れた。

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飛行おにが欲しがっていた、トフスラントビフスランの赤いルビー!

飛行おにって、英訳ではHobgoblinなんですね。なんでそうなる?
Gremlinならまだしも。

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灯台。これも物語に出てきたヤツですね。ユーレイがいたら良かったのに(笑)
夜になると、ちゃんと灯火が回ります。

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思った通り、落書きがしてある。ママが花を描いたんだっけな。

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おさびし山エリアの、アスレチック。子供専用。
これは、原典には出てこないけど、造形が雰囲気あってよくできてる。
上の小さい小屋が、前身の「子供の森」にあった屋敷に似ている。同じ人のデザインかな。

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「彗星」に出てきた、山の上の天文台。よく見ると、ムーミンたちが入ろうとしている。

パークの果ての、スナフキンのテントに行こうと思ったら…

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本人に遭遇!
一人で歩いているように見えるが、実際はガイドのおねーさんと、(我々のような)ファンが後ろにぞろぞろついて歩いている。
「テントの様子を見に行くところ」だそうだ。

おねーさんが代わりに説明してくれるが、本人は常に寡黙でクールな態度だ。

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スナフキン、テントのそばで写真タイム。

イケメン兄ちゃんが演じてて、子安さんばりのいい声で「座れよ」「またな」とか、そっけない口調が、いい味出してる。
ムーミンとは関係ないファンが増えそうだ…。

スナフキンのテントからもう少し先に行くと、世界の果て(行き止まり)。

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世界の果てから屋敷の方に戻る。
奥に見える建物「コケムス」(展示施設)へ。

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コケムス前には、ムーミン像が。
これ、タンペレのムーミン博物館前にあった像のコピーですね。

コケムスに入場(無料)。

中には、ムーミン関連の展示があります。
これが、予想外にすごかった!

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ムーミンの小説や絵本の世界が再現されているエリア。
いきなり美しい。

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スナフキンと、ティーティ・ウー。

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絵本の1シーンを再現したジオラマ。
この話は読んだことないな。絵本らしい。

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これも読んだことない絵本の話。面白そう。

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これは、階段の壁画。
ヤンソンさんが子供病院のために描いた壁画のレプリカ。いい絵だなぁ〜。

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ムーミン谷を再現したジオラマもありました。
あちこち隠れキャラのようにいろんなものがいて、細かいです。

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ムーミン屋敷は回転して中も見られるようになっている。

展示の終盤には、ムーミンに登場するキャラの説明板があって、かなり細かいキャラまで出てました。
アリジゴクとか、アンゴスツーラとか、コミックスの海賊とか、ブリスクさんとか…。

いやあ、これは見応えありました。ここに来るだけでも1500円払う価値あり(ファンなら)。

コケムス一階には、大きいショップコーナーもあります。

今までどこでも見たことなかった、クリップダッス(ニブリング)のぬいぐるみが売ってた!
ぬいぐるみ化は世界初じゃないか? ここでしか買えないかもしれない。
当然、お連れ帰り!

(実際は、パーク内にある「二ブリングの店」で買った。二ブリングの名を冠する店があるなんて…素晴らしい!)

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カワイイ…。
この服装は「おかしなお客さん」のクリップダッスですね。

小説版の、カワウソのようなクリップダッス(というかにブリング)もぬいぐるみ化されてました。マニアックー!

すでに家にいるソフスもかなりマニアックだがな。

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ソフス。(以前、どっかのムーミンショップで買った。これはパークには売ってなかったな)

しかし…このパークの底力は、こんなもんじゃなかった…。

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これは…フィリフヨンカの飼ってる牛!? 
なぜこんなものまで…(でも、良いなこのセンス)

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パーク内の食事は、軒並み高かった。これまた北欧価格(笑)。
このホットドックとレモネードのセットは、そこまで高くはなかった。
ソーセージがでかくて美味しかったです。

ムーミンファンにとっては、たまらんテーマパークでした。
湖や森もあって、景色もいいですしね。(フィンランドの雰囲気がある…ということらしい)
今回、ムーミン屋敷とか入れなかったし、またいずれリベンジしたいです。

(2019.6.18)

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飛び出すパソコン

もう去年の話になりますが…引越しの時、蔵書の整理をしていたら、こんな本を見つけました。

Tobidasupc01

「飛びだすパソコン」

日本のAmazonには存在しなかった。
英語版は存在するようです。

もともと、「古本フェア」か何かで購入した本だったと記憶してます。

Tobidasupc02

いわゆる「飛び出す絵本」なのですが…
パソコンの仕組みを、飛び出す形式で説明しています。

絵を見てわかるように…少し古い時代の本です。こんなPC、今は存在しないなあ。

Tobidasupc03

中はこんな風になってるよ、という説明。
ツマミをいじるとパカパカ開いたり閉じたり。

Tobidasupc04

5インチフロッピー!  懐かしい!
ディスクドライブも、飛び出す仕掛けで再現。
ディスクを挿入できます。

Tobidasupc05

プリンター。
横から出ているのはSCSIケーブルっぽい。
いやあ、何もかも懐かしいなあ。

(追記)プリンタはSCSIじゃなかったですね。

この頃のパソコンには、思い入れがあるんですよねー。
5インチフロッピーで、ウィザードリィとか遊んだものですよ。
まあ、自分の本当のパソコンの原体験というと、もっと前、カセットテープの時代になるんですが…

この本、発見して写真は撮ったものの、引越しの大整理の折に、廃棄してしまいました…。
ちょっともったいなかったかも…。

(2018.4.30)

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UFO解明マニュアル

引越しの時、蔵書の整理をしていたら、存在も忘れかけていた
「UFO解明マニュアル」(大槻義彦)(1992)
という本が出てきた。

(中古しかない?  絶版?)

今や懐疑論者の中でも、半ば嘲笑の対象となってしまっている大槻教授…。

若気の至りで買ってしまったんだっけな…なんて思い、捨てるかどうか判断するために一応読んでみたところ…(内容はすっかり忘れていた)

…あれ? 意外にちゃんとした本じゃね!?

まあ、確かに後半、話がいつものプラズマに寄ってはいますが…

全体の作りとして、決してトンデモとは言えない、割と誠実な本なのでした。
(竹内薫氏の「99・9%は仮説」なんかよりよっぽどマトモ…ってしつこいな私も)

多くの目撃体験を収集し、ケース別に正体を探っています。
目撃事件の新聞記事の転載、様々な調査資料の引用、虚像を生むカメラの構造など図版も多用した科学的解説もあって、(UFOマニアでない)一見さんにもわかりやすい。

一方、扱っている事件は結構マニアックです。主なところを列挙すると…

  • アラスカ日航機UFO遭遇事件
  • ヘスダーレンの怪光

この2つは冒頭で扱われてるのですが、はっきり正体を断定していません
「解明してないじゃん」とツッコミを入れたい人もいるかもですが、私的にはむしろ冷静に感じました。
「ヘスダーレン」は他でも正体を断定されていませんし(多分)、日航機事件は「UFO事件クロニクル」(ASIOS)等では、「機長が信用できないから」という切り捨てられ方をしてますが、個人的にはちょっと腑に落ちなかったので。


(ちょっとクレームつけたものの、基本的には良い本です。読むと癒されます)

  • マーファの怪光

大槻教授なのに、プラズマとは言ってません。「逆転層」と推理してます。
もっとも、逆転層ってUFO正体説でよく聞くけど、実証されたことはないんじゃないかな…。

前半はプラズマ説は言ってなくて、火球、ショートコーン、人工衛星、金星、気球、光の反射、トリック…など順当な原因をあげています。

  • 海洋丸事件
  • この事件のこと、この本で読んだことすら忘れてたわ…。衝撃的事件なんですが。
    いよいよ、ここで「プラズマ説」が出てきます。
    ちなみに「UFO事件クロニクル」では、「米軍のレーダー撹乱説」をあげつつ、正体ははっきりわからないと書いています。

    • キャッシュ・ランドラム事件
    • 1988年オーストラリアの事件
    Australiaufo640
    (当時の記事 1988年読売新聞。スキャンが汚くてスイマセン)

    これらも、「プラズマ説」。 
    前者は、「UFO事件クロニクル」でも扱ってますが、正体を断定できてません。
    後者は「クロニクル」含め、真相解明した記事を見たことありません。
    なので、プラズマ説も「推測のうちのひとつ」と、大目に見てもいいかなと。

    • ミステリーサークル

    これにプラズマ説を唱えてしまったのは、大槻教授の信用失墜の原因のひとつだと思ってますが…

    この本が出版されたのは1992年。ダグ・バウワーとデイブ・チョーリーが告白したのは1991年で、おそらくこの本の執筆中。
    本の中でも「二人の老人が(中略)名乗り出た」と触れているものの、当時の最新ニュースだった可能性が高いです。
    「1992年の夏が楽しみである」(犯人が彼らなら、以降出現しないはずなので)と書いているくらいなので、この時点で「イタズラ説」と断定しなかったのは、むしろ慎重だったと言っていいんじゃないでしょうか。

    ・・・

    なんども書きますが、この本の出版は1992年です。
    「特命リサーチ200X」は1996年。
    と学会の「トンデモ超常科学99の真相」は、1997年。
    その後、ASIOSやNHK「超常ファイル」に繋がっていくわけですが…

    日本での懐疑論、オカルトの真相を科学で究明しようとする活動としては、大槻教授は嚆矢と言っていいでしょう。

    そもそも大槻教授は、UFOやその他オカルト批判以前には「人魂(火の玉)を科学で解明する」研究で有名になったんでしたね。
    当時、「科学者が真面目にこんな研究やってる!」と驚きつつも嬉しかったものです。

    大槻教授も、最初はオカルト全般じゃなかったんですけどねー。
    でもおそらく、当時UFOプラズマ説が説得力あったのと、当時こういう人材が珍しかったことで、オカルト全般のご意見番として呼ばれるようになってしまったのだと思います。

    呼ばれたからには、なんか言わないといけませんからね。で、門外漢のUMAや超能力などのことにもコメントするようになり、ねじれてしまったんじゃないかと。

    最近では、オカルトとも関係ない「アポロ月着陸捏造説」を唱えるなど、ちょっといただけない言動も散見されるんですが…。

    とはいえ、最近ではトンデモおじさん扱いされ過ぎている感もあり、かつての業績は讃えても良いだろうという気持ちからも、この本は捨てないで保存することにしました。

    (いちいちこんな逡巡してたから、引越しの準備がなかなか進まなかったんだよな…)

    ・・・

    この件で、芋づる式に思い出したんですが…

    大槻教授以前に、人魂を科学で解明しようとした人がいたんですよね。
    大昔、その実験をテレビで見た記憶があります。

    当時は、「メタンガス説」が有力でした。
    実験では、大仰な装置でメタンガスを吹き出し、そこに火をつけて浮かせるみたいなことをやってました。

    それが、誰だったのか覚えてないんですが、ネットで調べてみた所、有力なのが2人。

    ひとりは、明治大学教授、山名正夫氏。
    学研「コロ助の科学質問箱」で人魂の解説をしていた先生のようです。
    この方は、人魂製造機で実験を行ったことがあるそうです。

    もうひとりは、ホンダの創業者、本田宗一郎氏(が率いるホンダ技研)。この方も人魂メタンガス説で研究してたらしいです。「ウルトラアイ」という番組で実験したらしいので、それを見たのかも。確かに、子供の頃「ウルトラアイ」は見てた記憶ありますし。

    自分が見たのがどちらだったか、定かではないのですが、大槻教授以前にもこういう方々がいたんですよね。

    (まあ、古くは井上円了とかもいますしね)

    (2018.2.19)

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    なぜか今UFO

    さえない日々が続くと、つい超常的な話に心惹かれてしまう…マズイですね。

    数年前に買った「謎解き超常現象4」を読み返してました。

    このシリーズ大好きで、出るたびに買ってます。
    毎度、良い仕事してます、ASIOSさん。

    …が、この中で扱われていた
    「日航ジャンボ機UFO遭遇事件」で、"また"モヤモヤを感じてしまいました。
    (発売当時にも、ちょっとだけ似たようなこと書いてました)

    事件の真相を、「誠につまらない結末を迎えた」(引用)と、軽く「機長の見間違い」で片づけてるんですが、いくつか納得できない点があるんです。
    (私も懐疑論者でありたいと思っているので、否定論も鵜呑みにしない姿勢を貫いてます・笑)

    ・ FAAのレーダーに何も映っていなかったことを否定の論拠にしているが、アンカレジの管制センターと米軍基地のレーダーには物体が映っていたとも書いている。「地上のレーダーにも映っていた」のは事実ということになる。
    もっとも、「日航機によるレーダーの反射が二重に現れていたものに過ぎなかった」とのことらしいが、そんな簡単に断定できるものなんだろうか? 2つの基地で映ってたのに?

    ・ 日航機のレーダーにも物体が映っていたが、緑色であったので金属のような硬いものではないだろうと推測している。しかし、何かが存在したことは事実では?  レーダーをカモフラージュする能力を持ったモノだったのかも?

    ・ 機長が以前にもUFO誤認事件を起こしていたことを、見間違い説の論拠にしている。でも、少し前に見誤りをしたなら、同じ間違いに慎重にならないだろうか?

    ・ 結論として、機長は「サン・ピラー(気象現象)」をUFOと誤認したのではないかと推測している。でも、機長の目撃談の中に「地上の灯火を背景として巨大な物体がシルエットで浮かび上がった」とある。サンピラーでは説明がつかないのでは?

    ・ この本では、機長以外の二人の乗員の談話は書かれてないのですが、ネットを検索したところ、当時の新聞記事を掲載しているサイトが見つかり、そこに副操縦士の談話がありました。「ライトは確かに見たし、機内のレーダーにも現れていた」 
    機長以外の乗員も、当初は何か不思議なモノを見たと思っていたようです。

    …と、そう簡単に一蹴できる話ではないように思うのですが…いかがでしょう。

    本当のところを言うと、私も機長が見たモノを「エイリアンクラフト」だとは思ってないです。(というか、この件に限らず、宇宙人が今地球に来ているとは思ってないです…)

    でも、あいまいな状況証拠だけで機長を「うっかり者」扱いするのはどうなのかな、と。もっとハッキリした否定根拠が出てきたら、それはそれでスッキリするんですけどね。
    (あと、この事件、当時リアルタイムでウォッチしていたこともあって、個人的に思い入れがあるんですよね)


    ついでに思い出したUFOネタをもう一本。

    大昔、故あって入手した、オーストラリア、ケアンズ1989.12.17 の新聞。
    (タブロイド紙ではなかったと思う)
    スキャンして取っていたのを思い出しました。

    タイトルは「UFO MISTERY」でした。
    右側をざっくり切ってたり…紙名も記録してなかったり、スキャンの精度が悪かったりと、資料としてはダメダメなんですが…
    (気まぐれで取ってただけでなので、あまり気にしてなかった…)

    Ufo19891217

    スキャンの精度が悪くて、ところどころ読めないんですが…要約すると…

    「ケアンズの北西450kmにあるKowanyamaで、UFOが目撃された」

    「パイロットなど、複数の目撃者がいる」

    「the object is spherical and silver
    その物体は、球形で銀色をしていた」

    「it seemed to be defying all the laws of physics.
    物理の法則を無視した動きをしていた」

    「The Bureau of Meteorology in Cairns said there were no weather balloons in the area at that time.
    ケアンズの気象局は、その時該当エリアに気象観測気球はなかったと言っている」

    けっこう真面目に調査していて、面白い記事です。
    写真が撮影されてないのが残念。

    オーストラリアの新聞って、こういう記事はよく載るんですかね? 
    まあ、この当時って、日本の新聞でも時々UFOとか怪しい記事が載ってたもんでしたね。
    最近、新聞は取ってないけど、メジャーなネットニュースでは、あまりUFOの記事とか見ない気はします。
    投稿動画は山ほどありますけどね。ロクでもないものばかりですが。

    (2017.4.26)

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    クリスマス2016

    毎年のクリスマス恒例になってしまった「はり札」コレクション。(昨年

    ネタが尽きたらやめようと思ってるのですが、毎年いくつか気になるものが見つかるんですよ…。

    1.

    Hari2016_02

    酒、ダメですか?
    (イスラム教はともかく、キリスト教は飲酒を禁止してなかった気がするが…というか、キリストさまの血はワインじゃなかったっけ?)

    私、さほど酒好きってことでもないし、そもそも弱いんですが、最近徐々に酒量が増えてるんですよね…。ストレスかな…。

    2.

    Hari2016_01

    ちょっと、何言ってるかわかりにくいです…。
    「正しくない時代に生きる人々は、神を認めない」ということかな?

    今の時代は曲がってますかね? どうでしょう?

    「正義」というのは、主観的・相対的なモノであって、定義は不可能…と子供の頃ガンダムを見て悟った気がしてたんですが…

    最近、ジョン・ロールズの関連本を読んで、彼が定義を試みた「正義」にちょっと共感を覚えました。

    (本当はロールズの「正義論」を読むべきなんだろうけど、あまりに分厚くてデカくて、移動中に読めそうもなかったので…)

    要約すれば「自由と平等を重視する」というものですが、自由も平等も無制限ではなくルールを設けてます。

    「基本的な諸自由は自由のためにのみ制限されうる」
    「不平等は社会的・経済的にもっとも不遇な人たちの権利の向上が見込まれるかぎり許容される」

    いわゆる「現代的リベラリズム・社会的自由主義」ってやつらしいです。
    (同じリベラルでも、リバタリアニズムではない。こちらはできる限り無制限の自由を求める思想)

    おお、確かに、これこそ「正義」の定義といっていいんじゃないか!?
    で、上記を妨げようとするものが「悪」ということになります。

    例:
    世界征服と人類の奴隷化を目論むショッカーは、自由と平等を踏みにじるので悪。
    ショッカーを倒す仮面ライダーは、ショッカーの自由を制限するが、「他の人々の自由のため」なので正義。
    (↑あくまで、私の独自解釈です)

    もちろん、この思想も完璧ではなく、他の哲学者からけっこうツッコミ(反論)を受けたようです。
    (それぞれ確かに一理あるんですよね…さすが頭いい人たちだ)

    そのツッコミのひとりが「白熱授業」のサンデル教授。

    サンデル教授については、以前書きました。
    当時も「コミュニタリアニズム」にはイマイチ共感できませんでした(「白熱授業」は面白かったけど)。ロールズの本を読んで、改めてそれを再確認した感じです。

    もっとも、最近は世界的にコミュニタリアニズムの方が優勢な気もします。
    トランプ次期大統領なんかも、それに近いんじゃないですかね(「アメリカ第一主義」はコミュニタリアニズムに思える)

    まあ、最終的に「世界連邦」みたいなものを夢想するロールズに比べると、現実的で実現しやすい正義かもしれないです。

    どっちが正しい、と強弁する気もないですが…。

    ロールズの思想として、「立場入れ替え可能性の確保」という考え方があるみたいですが、これだけは、あらゆる言動の中で考慮して良いものじゃないかなと思いました。


    今年、ドバイに行ってきました。(その件も、いずれ書こうと思ってます)

    ドバイ(アラブ首長国連邦)って、敬虔なイスラム教の国なんですが、クリスマスってどうなのかな …と疑問に思ってました。

    で、市内観光のガイドさんに聞いた所、「盛大に祝いますよ」と言われて、ちょっとびっくり。

    実際に、その光景を目の当たりにしました…

    Xmas2016_01

    ドバイモールの「ダイソー」にて。まだ11月頭なのに、日本以上のクリスマスグッズの充実度合い。

    まあ、ドバイの住人の80%は外国からの移民とのことなので、その人たちが祝うってことなのかな…とは思いましたが。(ガイドさんも、ネパール人だった)

    それでも、クリスマスを祝うことを禁じていないのは、リベラルな国だなと思いますね。

    (お、ロールズの話につながるな…)

    (2016.12.24)

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    ニセえもん

    子供のころよく、こんなニセドラえもんの絵を描いてました(笑)。

    Emon


    子供のころ何かで見たイラストに影響を受けて描いてたはずなんだけど、それが何だったかずっと思い出せないでいました。

    最近、蔵書の整理で昔買った本を見直していたら…ああっ、これだ!

    「幻覚の不思議」 博学こだわり倶楽部編 河出書房新社
    (現在、絶版のようです)

    この本の挿絵に、これによく似たイラストが。
    イラストレーターは松永謙一さんという方らしい。

    そう、この方のイラストですよ、多分。
    ネット画像検索で調べると、イラストが数点出てきました。ニセえもん絵は、ちょっと違うところもありますが(タラコ唇とか)、でも似てる。

    ネットで調べても、松永さんのプロフィールはよくわからなかったのですが、子供向けSF小説のイラストを手掛けていたようなので、小学校の図書館で読んだのが記憶にあったのではないかと思います。

    独特なタッチで、いい絵ですよねえ(ニセえもんでなく、ご本人の絵が)。
    松永さんキャラのゲームとか、あったらいいなあ…。

    長年の疑問が氷解しました。

    しかし、「幻覚の不思議」は、ずいぶん昔に買った本なのですが、なぜその時にはスルーしてたんだろう…。いや、その時にも気づいていたが、その後忘れたのかな?

    (2016.8.31)

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    オデッセイ

    映画「オデッセイ」を観てきました。

    面白かったです。この映画、去年予告ムービーを見て以来、ずっと期待していたのですが…期待通りでした。

    ネタバレになるので細かいことは書きませんが…
    近未来、マジメなSF/科学考証(ちょっと?な部分もありましたが)、舞台が火星(宇宙)…と、好物ぞろいなので、それだけでもゴハン三杯いける。ストーリーもシンプルでいて飽きさせない展開で良かったです。窮地に立つマット・デイモンは意外と男前に見えたし(失礼)。

    映画の冒頭で知ったのですが、原題は「The Martian」というド直球なものなんですね。
    「オデッセイ」なんて言葉は劇中全く語られないが、この邦題は「帰れない」というストーリーからオデュッセイアを連想して付けられたんでしょう。なかなかシャレている。もしくは「2001年(2001: A Space Odyssey)」からかな。そういえば2001年も「帰れない」話でした。

    この映画、原作があったんでしたね。聞いたことあったのに、忘れてました。

    「火星の人」、こちらは原題通りですね。
    しかし、さすがに映画でこのタイトルは地味かな。「オデッセイ」で良かったかも。

    火星の映画というと、「ミッション・トゥ・マーズ」を思い出しました。

    こちらは、最終的にトンデモナイ話になっちゃいますが、中盤の火星に行く宇宙船の事故のくだりとか、(大筋にあまり関係ないのに)やけに凝っていて好きでした。
    (DVDを持ってるので、つい見返してしまいました。)
    そういえば、ミッション・トゥ・マーズにも「火星で死んだと思ってた人間が、植物栽培したりしてなんとか生きていた」ってエピソードがありましたね。

    あと、たまたま今、図書館で

    「起動離脱」 ジョン・J・ナンス (2006年)

    という本を借りて読み始めたのですが、あらすじが
    「宇宙旅行に当選した主人公の乗る宇宙船が軌道上で事故に遭い、ひとり生き残った彼が地球に戻るため、あらゆる方法を試みる…」
    と、オデッセイにちょっと似ている。
    まだ序盤しか読んでないですが、面白そうです。

    あと「宇宙で生還不能のピンチ!」というと、クラークの「渇きの海」も思い出します。

    だいぶ前に読んだので、うろ覚えですが…面白かった記憶が。

    そういえば、「ゼロ・グラビティ」も、生還不可能に思えるピンチを機転で乗り切る…的な話でしたね。

    考えてみると「宇宙で生還不能!」テーマは、SFの定番なのかもしれない。で、私はこのテの話が好きってことか…。

    (2016.2.23)

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    懐かし本

    中之条ビエンナーレこぼれ話。

    中之条ビエンナーレの会場には、廃校がしばしば使われているのですが、その図書室で作品ではない、面白いものを発見してしまいました。

    Library01

    こ…これは懐かしい!

    「地底世界ペルシダー」「両棲人間」「宇宙怪人ザロ博士の秘密」…そして「怪奇植物トリフィドの侵略」!

    自分が小学生の頃よく読んでた、「少年少女世界SF文学全集」じゃないですか! 

    特にトリフィドは好きでしたね…当時、トリフィドの絵とかもよく描いてました。後にハヤカワ版の「トリフィドの日」も読みました。映画もありましたね。

    そして、本棚にはこんなのも…

    Library02

    か…「神」!! 

    小学生の時買い与えられて、100回くらい読んだんじゃないかな。私にとって、神本ですよ。懐かしいい!

    内山安二さん…神ですね。

    ネット見たら、新版が出てるんですね。

    ちょっと改訂はあるようですが…。

    今から思い返すと、「ムー大陸」の話とかあって(ムー大陸が存在した前提で、その消失理由を「科学的」に解説していた。だがそもそも、ムー大陸自体存在しないので…)、ちょっと時代にそぐわない部分もあるかな。
    ともあれマンガとして面白い。科学解説と漫画としての面白さのバランスがちょうど良いんですよね。あさりよしとおさんの「まんがサイエンス」も好きなんだけど、あれがやや説明により過ぎて感じるくらい。

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    ビエンナーレの別の会場(古民家)で、ふすまに貼られていた新聞が興味深かった。

    Newspaper01

    古い読売新聞。「昭和34年(1959年)」と読める。

    文面が全部読めないが、非核武装に関する協議で、もめていたようだ。

    もうひとつ…

    Newspaper02

    多分、上の新聞の左半面。社説の文言が面白い。

    「最近政府の外交政策のはなはだしい停滞が各方面で問題になっている。日米安全保障条約の改訂問題をはじめ日韓交渉や、日中貿易促進など重要外交政策についての政府のやり方で、国民にとって訳のわからない動きが少くないと同時に、こんなことでは国際的信用を保って行けるのかどうか憂慮にたえない点が多い。」(引用)

    ずいぶんキビシイ意見ですね…読売新聞。

    あと、「少くない」は「すくなくない」と読むと思われるが、分かりにくい…。
    今だと、「少なくない」が正しい送り仮名ですよね。当時はこういう書き方もしたのかな?
    (時々気になる、日本語の罠…)

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    ビエンナーレじゃないけど、ついでに。

    だいぶ前の話ですが、やはり元小学校だった、安中市資料館で…

    展示物とは別に、片隅に無造作に置かれていた本が…

    Gundam01

    古そうな、ガンダムのプラモ本!? なぜこんなものが?

    ここが小学校でなくなったのは、ガンプラの時代よりだいぶ前なので、当時の小学生のものではなさそうだが…。

    Gundam02

    当然のごとく、1stのMSばかり。
    「カッコイイウェザリングの施し方」とか、解説してました。

    当時この本を読んだ記憶はないですが、これはこれで懐かしい。

    (2015.10.2)

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