うーむ、いよいよ週一もキツくなってきたなあ。
しばらくは不定期で…。
さすがに一日では見られない、中之条ビエンナーレ。
前回の翌週、今度は泊まりがけで行きました。
(会期は9/23まで)
前回と合わせ、3日で全部見られましたね。
でも、年によっては作品数がもっと多かったり、番外編があったりする場合もあるので、侮れないが。
今回も、気になった作品をピックアップ。

「SAWADA SCHOOLOGICAL NICHE」
旧沢田小学校。
教室インスタレーション系は、教室を使っているというだけでも映えて見えるな。
ずるい気もするが…これこそが中ビの持ち味かもしれん。
ルートの都合で、先に暮坂エリアの沢田小学校を見て、そのあと伊参で前回行ききれなかったところを周った。

「目を凝らす、耳を澄ます」
やませ(古民家)の台所に、小さな生き物たちが群れなしている…。
今回のお気に入りの一つ。

よく見ると、それぞれが色々な仕草をしているのが微笑ましい。
「かわいい!」という観覧者(自分も含め)が多かったが、中には「気持ち悪い」という人もいた。
まあ、虫っぽいし、群れてるし、わかる気もする。
その後、四万エリアに向かう。

「夏の終わりに」
四万川ダム下の公園に、巨大な木のセミが転がっている…。

「ピンポンルーム」
四万エリア、旧第三小学校。
理科室かな。ある角度で見ると見える、人の顔があちこちに隠されている。

「echo」
体育館の床一面に、描かれている。
絵自体はともかく(失礼)、圧倒された。

「Antre-soie」
映像込みのインスタレーション。
ベタといえばベタだが、自分の今の気分を体現しているかのようで、ちょっと心に刺さった。
この日は四万エリアの温泉宿に泊まった。
素泊まりだが、比較的リーズナブルに泊まれた。
四万の温泉は、よかったですよ!
翌日は、沢渡暮坂エリアへ。

「側で朝を待つ」
このエリアで採取された植物を、このエリアで得られた食器で育てている。
壺庭的な、乱雑感が良い。

「水煙花」
大岩炭焼き小屋。こんなタイトルだったのか?
とにかく巨石が壮観。
うねうね絡みつく根っこと岩が相まって、クトゥルフの怪物か、マジックのエルドラージを想起させる
…と思ったのはきっと自分だけだろうが…。

「Codice N.B.2」
山の上庭園
良いね! Rockit だね!

「娘の耳元でずっとつぶやく「戦争はくだらない」と。」
六合エリア。旧太子駅。
タイトルと作品(垂れ下がったヒモ)の繋がりはよくわからないが…
とにかく、旧太子駅の「場のチカラ」が強い。
前回行った時に、整備が始まっていましたが…
完成し、ちょっとした観光スポットになっていました。
鉄道好きには面白いんじゃないかな。
この後、赤岩集落へ行ったが、廻ってる途中でカメラが電池切れ…。
「湯本家」とかにも、色々面白い作品もあったが、割愛。
(スマホでは撮ったけど)
湯本家の周囲が様変わりしていたのにもちょっとびっくり。
で、いつも通り、六合エリアで今回のビエンナーレを完了。
いやいや、毎度毎度クオリティは一定以上保たれてて、見飽きないですねー。
見終わって一抹の寂しさを覚えるのも、毎度のこと。
ずっと続いて欲しい。
けど、いつか終わる日も来るのかなあ(桐生再演のように)…なんて、カミさんとしみじみ話をしながら、埼玉に戻ったのでした。
(2019.9.22)
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