ムーミンバレーパーク
今年3月、埼玉県にオープンした、ムーミンのテーマパーク「ムーミンバレーパーク」に行ってきました!
埼玉県人としても、ムーミンファンとしても、いつか行かねばなるまい…とずっと思ってたのですよ。
ちなみに、私は数年前、前身である「あけぼの子供の森」にも行きましたし、それ以前に現地フィンランド、タンペレのムーミン博物館(当時) にまで行ったくらいムーミン好きなんですよ!
[ ムーミンバレーパーク ]
埼玉県飯能市。
私は、代休を取って平日に、車で行きました。
車で行くと、駐車場に1500円かかるんですけどねー(入場料とは別に)。
駐車場は、念のため、事前にネットで予約取っておいた方が良いようです。
入場券や、アトラクションも予約できますが、今回は平日だし大丈夫だろうとタカをくくって、予約は駐車場だけにしました。
駐車場から、まずはメッツァビレッジという無料エリアに入ります。
今、「アンブレラスカイ」というイベントをやってます。
これ、世界中で流行ってますよね…。
でも、まあ、キレイ。
森を抜けると、湖に出ます。ショップなどのあるエリアをそのままずっと歩くと…。
ムーミンパークのエントランスに。
入場料は1500円。
テーマパークとしては、高くはないですね。
でも、有料アトラクションは別料金ですが。
パーク内も、湖畔が続きます。
そこに、小説でおなじみの、水浴び小屋が!
水浴び小屋の中も、小物とか色々おいてあってよくできてます。
ただ、これじゃ、ちょっと水面から高すぎるだろ…とは思った。
湖がちょっと渇水気味だったかな。
エンマの劇場。「ムーミン谷の夏祭り」の劇場を再現。
ここで、ムーミンたちのショーが見られます。一日3回、これは無料。
「楽しいムーミン一家」の1シーンをやってました。ムーミンが飛行鬼の帽子で変な姿に変身しちゃうヤツ。
あまり人が写らないように撮ってますが…この日、平日なのに、結構お客がいっぱいでした。
子供より大人が多いですね。
みんな、そんなにムーミン好きなのか?
ま、最近はグッズで知名度上がってるから、好きな人も多いのかもしれない。
ショーをやってない時、稀にキャラ達が園内をうろついてることがあります。
スニフは、なかなかお調子者でフレンドリーでした。
(コミックスやアニメの方に近いキャラ設定かな)
よくムーミンとスナフキンが座ってる橋…と、その向こうには、ムーミン屋敷が!
ムーミン屋敷! 再現性高い!!
ムーミン屋敷内はガイドツアーになってます。
これは、行きたいと思ってたんですが…すでに予約券自体完売でした!!!
平日だから、予約なしでもいけるだろうと思ってたのが甘かった!
駐車場と一緒に予約しときゃ良かったです。痛恨。
外から覗いて見ましたが、よくできてるっぽかったですよ…。いつかリベンジ。
「海のオーケストラ号」…の工廠と行った体かな?
有料アトラクションです。脇の券売機で時間指定で券を買い、時刻になったら並びます。
中に入るとすぐに、ガイドのおねーさんの解説があります。ムーミンパパの話なので、馴染みないキャラもいると思ってか、登場キャラの説明がてらキャラ絵を指して「これは誰だかわかりますか?」なんて聞くんだけど、大人ばっかりで誰も答えられない。
ヨクサルやロッドユールやフレドリクソンなんて、基礎の基礎だろ!? …でもマニアっぽい感じになりそうなので自分も黙ってたけど…(他の人もそうだったのかもしれんけどね)。
アトラクションは「ムーミンパパの思い出」をモチーフに、映像と実物模型なども駆使して、なかなか派手でした。
「飛行鬼のジップライン」のゲート上にあった、飛行鬼の黒豹の風見鶏(?)。青空に映える。
ジップラインも人気で、券売機をはじめ見た時には少しだけ空きがあったが、躊躇してる間に売り切れた。
飛行おにが欲しがっていた、トフスラントビフスランの赤いルビー!
飛行おにって、英訳ではHobgoblinなんですね。なんでそうなる?
Gremlinならまだしも。
灯台。これも物語に出てきたヤツですね。ユーレイがいたら良かったのに(笑)
夜になると、ちゃんと灯火が回ります。
思った通り、落書きがしてある。ママが花を描いたんだっけな。
おさびし山エリアの、アスレチック。子供専用。
これは、原典には出てこないけど、造形が雰囲気あってよくできてる。
上の小さい小屋が、前身の「子供の森」にあった屋敷に似ている。同じ人のデザインかな。
「彗星」に出てきた、山の上の天文台。よく見ると、ムーミンたちが入ろうとしている。
パークの果ての、スナフキンのテントに行こうと思ったら…
本人に遭遇!
一人で歩いているように見えるが、実際はガイドのおねーさんと、(我々のような)ファンが後ろにぞろぞろついて歩いている。
「テントの様子を見に行くところ」だそうだ。
おねーさんが代わりに説明してくれるが、本人は常に寡黙でクールな態度だ。
スナフキン、テントのそばで写真タイム。
イケメン兄ちゃんが演じてて、子安さんばりのいい声で「座れよ」「またな」とか、そっけない口調が、いい味出してる。
ムーミンとは関係ないファンが増えそうだ…。
スナフキンのテントからもう少し先に行くと、世界の果て(行き止まり)。
世界の果てから屋敷の方に戻る。
奥に見える建物「コケムス」(展示施設)へ。
コケムス前には、ムーミン像が。
これ、タンペレのムーミン博物館前にあった像のコピーですね。
コケムスに入場(無料)。
中には、ムーミン関連の展示があります。
これが、予想外にすごかった!
ムーミンの小説や絵本の世界が再現されているエリア。
いきなり美しい。
スナフキンと、ティーティ・ウー。
絵本の1シーンを再現したジオラマ。
この話は読んだことないな。絵本らしい。
これも読んだことない絵本の話。面白そう。
これは、階段の壁画。
ヤンソンさんが子供病院のために描いた壁画のレプリカ。いい絵だなぁ〜。
ムーミン谷を再現したジオラマもありました。
あちこち隠れキャラのようにいろんなものがいて、細かいです。
ムーミン屋敷は回転して中も見られるようになっている。
展示の終盤には、ムーミンに登場するキャラの説明板があって、かなり細かいキャラまで出てました。
アリジゴクとか、アンゴスツーラとか、コミックスの海賊とか、ブリスクさんとか…。
いやあ、これは見応えありました。ここに来るだけでも1500円払う価値あり(ファンなら)。
コケムス一階には、大きいショップコーナーもあります。
今までどこでも見たことなかった、クリップダッス(ニブリング)のぬいぐるみが売ってた!
ぬいぐるみ化は世界初じゃないか? ここでしか買えないかもしれない。
当然、お連れ帰り!
(実際は、パーク内にある「二ブリングの店」で買った。二ブリングの名を冠する店があるなんて…素晴らしい!)
カワイイ…。
この服装は「おかしなお客さん」のクリップダッスですね。
小説版の、カワウソのようなクリップダッス(というかにブリング)もぬいぐるみ化されてました。マニアックー!
すでに家にいるソフスもかなりマニアックだがな。
ソフス。(以前、どっかのムーミンショップで買った。これはパークには売ってなかったな)
しかし…このパークの底力は、こんなもんじゃなかった…。
これは…フィリフヨンカの飼ってる牛!?
なぜこんなものまで…(でも、良いなこのセンス)
パーク内の食事は、軒並み高かった。これまた北欧価格(笑)。
このホットドックとレモネードのセットは、そこまで高くはなかった。
ソーセージがでかくて美味しかったです。
ムーミンファンにとっては、たまらんテーマパークでした。
湖や森もあって、景色もいいですしね。(フィンランドの雰囲気がある…ということらしい)
今回、ムーミン屋敷とか入れなかったし、またいずれリベンジしたいです。
(2019.6.18)
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